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登録範囲 |
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ギリシア中部のテッサリア平原上で、岩の小尖塔と修道院が並ぶ総面積
3.75kuの一帯を指す。 |
場 所 |
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ギリシア/トリカラ県 |
〜遺産価値について〜 |
ギリシア語で「中空に浮かぶ」という意味のメテオラは、ギリシア中部のテッサリア平原にそびえる奇岩群と、その頂上に建てられた修道院群の総称です。高さ20〜400m、約60に及ぶ奇岩は約6000万年前に誕生した驚異の造形で、他に類を見ない景観として自然遺産に登録されました。また、文化遺産としては、奇岩の断崖絶壁上に建てられた修道院群が登録されています。命がけで建てられたこの修道院は、社会との関係を断ち切り、孤独に修行することを重んじる宗教思想と、「少しでも神に近づきたい」という強い信仰心が、特に表れた建築として評価が高い。15〜16世紀の最盛期には24もの修道院が建てられましたが、現在では修道院の大部分が廃墟になってしまい、次の六つの修道院だけが活動しています。そこでは中世以来の厳格な修道生活が見られます。 |
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〜活動している修道院〜
メタモルフォシス修道院 ヴァルラアム修道院
ルサヌウ修道院 聖ステファノス修道院
聖トリアダ修道院 ニコラオス修道院 |
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