フォンテンブロー宮殿と庭園

  
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フォンテンブロー宮殿と庭園


 登録範囲
パリの南東約57kmにあるフォンテンブロー宮殿と庭園。
 場 所
フランス/イル・ド・フランス地方

〜遺産価値について〜
王家御用達の狩猟場だったフォンテンブローの森に建つこの宮殿は、フランソワ一世によって建てられたルネサンス宮殿の代表作です。宮殿の建設は1528年に始まり、以降、フランソワ一世の息子アンリ2世から18世紀のルイ16世に至る歴代王により増改築が続けられ、同時に多くの彫像で飾られた庭園も造られました。宮殿の内部装飾を手がけたのは、イル・ロッソ・フィオレンティーノやフランチェスコ・プリマティッチオなどのイタリア人芸術家たちです。
フランソワ一世が宮殿建設のため招聘した芸術家の多くは、後に「フォンテンブロー派」と呼ばれ、その後の建築、美術に多大な影響を及ぼしました。フランス革命により宮殿は無残にも破壊されましたが、1804年に皇帝となったナポレオン一世が修復しました。しかし、皮肉にもその後、失脚したナポレオン一世が幽閉された場所としても有名です。




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