アントニオ・ガウディの作品群
ヨーロッパにおける世界遺産の名称と、その場所や遺産価値などを紹介しています。また、ヨーロッパに関する豆知識なども
掲載して行きますので、ヨーロッパについてもっと興味をもって頂き、身近に感じて頂く事ができたら幸いです。
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アントニオ・ガウディの作品群
登録範囲
カサ・ミラ、グエル公園、グエル邸、サグラダ・ファミリア贖罪聖堂の
「誕生」のファサードと地下聖堂、カサ・ヴィセンス、カサ・バトリョ、
コロニア・グエル聖堂の地下聖堂の計7件。
場 所
スペイン/カタルーニャ自治州
〜遺産価値について〜
アントニオ・ガウディ・イ・コルネの作品は、カタルーニャ地方で興った芸術復興運動モデルニスモを代表する斬新なものです。公共の建造物、個人の住宅ともに、後世の芸術家に刺激と影響を及ぼした点が高く評価されました。ただし、文化遺産は完成されたものに対して認められるために、登録された建築物でも建設途中の部分は登録外になっています。建築上のあらゆる実験的試みが可能だったモデルニスモの中心地バルセローナで、ガウディは自由な発想を駆使し、建物以外にも庭園、彫刻作品、調度品などを制作しています。1984年には、カサ・ミラ、グエル公園、グエル邸が世界遺産に登録され、2005年には、サグラダ・ファミリア贖罪聖堂の一部のほか3件が新たに登録されました。
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