ジステンバーの症状・予防・治療法
犬も人間と同じような病気にかかることがあります。
いぬの椎間板ヘルニア、犬のがん、イヌの腫瘍、いぬの蓄膿症・・・と、人間顔負けの大病にかかったりもするんですね。
そして、これらの病気が原因で、かわいいワンちゃんが死んでしまうこともあるので、愛犬の病気の管理には十分、気をつけてあげなければなりません。
このページでは、イヌの病気の一つの、ジステンバーを取り上げて、その症状や予防・治療法を調べてみました。
では、あなたも愛犬をジステンバーから守るために、一緒に勉強してみませんか?
間違ったしつけの常識がある中、本当に正しい犬のしつけとは?問題行動もこれで解決
ジステンバーの症状・予防・治療法
犬の病気の一つに、ジステンバーがあります。ジステンパーは犬の病気のなかでも、古くからよく名前を知られている伝染病です。犬ジステンバーは、かつては、急性で極めて致死率の高いウイルス感染症の病気として、世界中で猛威をふるっていました。しかし、1960年代に予防ワクチンが開発され、その後、いぬのワクチン接種率が高まるにつれ、感染・発症・死亡する犬たちも激減したと言います。
この犬ジステンパーウイルスには、ウイルス感染と発症のパターンがあります。たとえば、ジステンバーに感染した犬の出すウイルスを含む唾液や、鼻汁などの飛まつ、それから、いぬのウンチやオシッコなどがついている自分の体などを舐めた犬がウイルスに感染した場合、どうなるかというと・・・・・一週間前後で体中のリンパ組織にウイルスが侵入します。すると、体の免疫をつかさどるリンパ球(白血球)が破壊されて、免疫力が低下するため、細菌感染がおこって肺炎や腸炎などを発症・・・・と、どんどん悪化の一途をたどります。
これがさらに進行すると、いぬジステンバーウイルスが脊髄や脳の神経細胞にまで侵入し、ひどい麻痺(まひ)や痙攣(けいれん)発作などをひきおこします。ジステンバーはこのような経路をたどり、通常、感染後、一か月半ほどで、ほとんどのイヌが死んでしまう、という恐ろしい病気なのです。・・・・犬ジステンパーウイルスの伝染病ってホントに怖いですね。
ですから、ワクチンの接種時期や回数、接種前後の注意点などもきちんと学び、それを実践することが大切だと思います。まだ子犬で体力も免疫力も弱く、ワクチン未接種だったり、接種回数が少く、しっかりしたウイルスへの抗体ができていなかった場合を想像してみてください。公園、道端・・・どこかで、この感染力の強い犬ジステンパーウイルスに感染する危険性があるんですよ!
それから、従来のワクチンが効きにくい変異性のジステンパーウイルスが、野生動物から家庭犬に感染する恐れもあるので、これも注意が必要です。だから、犬ジステンパーウイルス感染症のワクチン予防接種は大事です。愛犬をジステンパーウイルスの感染から守るために、ワクチンは忘れずに打ってあげましょうね。
いかがでしたか・・・?犬の病気、ジステンバーの症状・予防対策については・・・・ご理解頂けたでしょうか?かわいいワンちゃんが、麻痺やけいれんを起こし無残な姿になって死んでいくなんて・・・かわいそうすぎて見ていられませんね・・・。そうならないために、お散歩の時なども充分気をつけてあげてくださいね!
間違ったしつけの常識がある中、本当に正しい犬のしつけとは?問題行動もこれで解決