猫がケガしたときの応急処置
ケガをしているときの猫は、触れられるだけでも嫌がることがあります。
ですから、猫が怪我をしていたら手当てをするまえに、まず猫があなたに危害を加えないよう、安全に拘束しましょう。
ネコが傷を負っていた場合、動かすと傷が悪化する恐れがあるので、そんなときはタオルか何かで猫をそっと拘束してください。
やり方は、片方の手を猫の胸の下に当て、反対側の手を猫のお尻の下に置き抱き上げます。
ネコがケガしたとき、緊急にとる応急処置
タオルがなかったら、保温効果の高いスペースブランケットや、発泡ビニールシート(エアークッション)、または、コートやジャケットなどを利用して猫をくるんでもいいと思います。
負傷した猫には保温が重要なので。
猫の拘束は、治療中、人が猫から攻撃を受けず、ねこの傷も悪化しない程度のバランスを保ちながらやってください。
猫の足が地面から離れたら、すぐ体にタオルをかけ、足を全てタオルにくるむような感じで。
そして、猫の怪我の具合を注意深く観察してください。
ネコが意識がないように見えたら、猫の耳をつねってみてください。
反応がなければ意識を失っている証拠です。
呼吸があるかどうかはネコの胸を見ましょう。
もし呼吸していなかったら人工呼吸が必要です。
それから猫の損傷部位を調べ、その傷に関する事柄をメモしましょう。
たとえば、出血や骨折、ヤケドなどの有無です。
このとき、心臓の拍動の有無も確認する必要がありますが、拍動がなければ胸部圧迫をしてください。
呼吸があったら、必要に応じて獣医師に連絡してください。
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